Only Reds!! since 2001

レビュー/2021年J1リーグ第8節/清水戦

2021.3.11 J League Div.1 8th sec.
Urawa Reds 2-0 Shimizu S-Pulse

平日アウェイの清水戦はDAZN観戦。画面からはアウェイに駆けつけたレッズサポがそこそこいて、うらやましいというかなんというか。

この日の先発並びにベンチメンバーは前節鹿島戦と全く同じ。コロナ感染の影響からなのか、はたまた勝っている時はメンバーを変えない、というセオリー?からなのか不明だけども、結局しっかり結果を出したことが何より。

1点目の岩波のゴールは、CKからのヘディングでなんとどフリーで打てていることが全て。岩波がすごいのか、清水のDFが抜けていたのかはわからないけども、よくウチもゾーンディフェンスが上手く行ってないときにやられる形で先制。

試合内容もダイアゴナルを多用しつつ、様々なところでトライアングルを形成し、可変型で攻め行くところは鹿島戦と同様。ただ、清水は堅守のロティーナらしく、流れの中からはゴールに迫るところまではいかなかった。その中ではセットプレーからの得点は大きかった。

後半45分の、伊藤敦樹からの鋭いセンタリングからの健勇のダイレクトボレーは惚れ惚れとする内容だった。これまで健勇ほどのFWなら決めてくれよ・・・という場面を数多く見てきたが、このシュートはまさしく鬼神のFW。GKも反応はしていたが届かず。それほどの電光石火ボレーで試合を締めくくった。

これで今季初の連勝となったわけだけども、いずれも試合内容がよかったもので、リカ将のやりたいサッカーをきちんと具現化できればそこそこ行ける、ということを示してくれたんじゃなかろうか。

うまくいっている要因は、アグレッシブさと適度な距離感によるトライアングルの維持、システム可変・レーンまたぎによる相手陣内でのスペースの創出、といったところでしょうかね。まさにアオアシで出てきている5レーンの戦い方そのまんま(!)ボールに寄せすぎない、ちょっとした隙間を通す技術と勇気、豊富な運動量に基づくボール奪取などなど。今期のサッカーは可能性を感じさせるものばかり。

そして既に浦和の至宝となった小泉。今のサッカーに不可欠。なんだけど、代えが効かないってのはリスクでもあるのよね。ここは課題でしょうね。

次はリカ将が作り上げ、何気に好調さを見せている徳島相手。同じシステムでどんな化学反応があるのか、楽しみです。


にほんブログ村 サッカーブログ 浦和レッズへ

関連記事

アーカイブ

カテゴリー

にほんブログ村 サッカーブログ 浦和レッズへ