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レビュー/2019年J1リーグ第21節/名古屋戦

2019.8.4
浦和2-2仙台
得点:(浦)興梠、関根(名)和田、前田
(埼玉スタジアム2002)

試合開始は19時だってのに30度を超す蒸し暑さ、非常に厳しい環境の中、あっという間に失点。

相手CKのこぼれ球を拾われゴール前にグラウンダーのクロスを入れられ、これをしっかり決められたという開始2分での失点は結構ショック。オフサイドギリギリで仕留められたところからこの試合はスタートしました。

一方で浦和も何度かチャンスがあるものの、左の関根からの展開が主で、あとはファブリシオの単騎突破とか。ただ、やや前ハメの意識も含めて前がかりになりがちで、中盤が開くこともしばしば。

更にウチは3バックである一方、相手は1トップ2シャドーというよりは3トップという感じのフォーメーションで、数的にギリギリな場面も散見。これも前ハメがうまく行かないと中盤スカスカ、守備が戻るまで時間がかかる・・・という悪循環のなせる業で。

そんなこんなの間に前半25分に左サイドをガブリエルシャビエルがうまく抜け出すと、ループ気味のクロスをファーに出し、これに前田が合わせて2点目。この局面ではゴール前で数的不利になっており、止めるのは厳しかったと思います。

ところがここで力を発揮するのが興梠。

中盤でボールを奪い取った浦和は、興梠→武藤→興梠とつなぎ最後はヘディングでゴール。この時の興梠は相手DFの背後を突く動きをしており、どフリーでゴール。さすがです。

前半は1-2のビハインドで終了。

後半になると一転して、浦和の攻撃に勢いが出てきます。攻撃ではさっぱりだった橋岡に代えて山中が入り、関根が右サイドへ。これで左右両サイドが活性化。一方で名古屋は特に採る策もなく、時間と共にただでさえオープンな殴り合いから壮絶にオープンな展開へ。

しかし互いに追加点を取れなかったが、ロスタイムにゴール前のごちゃごちゃから山中のクロスに関根が中央に詰めてヘディング!これで同点。

更にロスタイムのラストワンプレーで山中がゴールに迫るもシュートは枠を外れてジエンド。

2試合連続の劇的な同点弾・・・といっても、この名古屋戦のほうが可能性を感じる部分はありました。

正直、名古屋は強くねぇなぁ、というプレーで、浦和が勝ち切れる可能性は十分にありましたが、今の戦術に遭う選手層が残念ながら薄いという印象。関根が輝いているだけに、余計そう思いますね。

次戦はアウェイ札幌戦。今の札幌にどこまで迫れるのか。まさか札幌にチャレンジャー的な感じで挑む日が来るとは、2000年・2001年以来なんじゃないかと思いつつ。

では以下ツイッターから。

https://twitter.com/weeklysd/status/1158012220669906944

 


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