Only Reds!! since 2001

レビュー/2019年J1リーグ第12節/湘南戦

オリベイラとしては浦和で初じゃないかと思われるリーグ戦でのがっつりターンオーバーを敢行。
メンバーには萩原、宇賀神、柴戸、ナバウトが先発、控えには直輝、茂木、岩武も入り、興梠、武藤、青木、槙野、森脇を温存するという。

前半はフレッシュな選手であるが故の豊富な運動量で何気に良い展開が続く。激しくプレッシングする湘南をいなし、相当連携が悪くてポンコツ具合を見せつけるマルティノスがたまに発動するカウンターアタックが功を奏し、長澤、ついでナバウトがゴール。

ここで見逃せないのは、長澤、柏木、柴戸の中盤がバランス良かったこと。ボールの回り方含めて、かなりまとまりの良さを感じる。エヴェルトンと柏木を並べるより、遥かにやりやすいんだろうなぁと思いつつ。

また、鈴木大輔の守り・攻めるタイミングが絶妙。槙野とは異なる、セーフティーさを感じる。

しかし、湘南もおいそれと引くわけではなく、山根が反撃弾!・・・あーぁと溜息が出そうなところで西川がセンターサークルへ戻し・・・だと思ったら、何故かナバウトがゴール前へ!

ええええええええ(´・ω・`)

しかしどうやらインプレー?!

ま、後で大誤審と明確にわかるわけですが、おいらが思うこの試合の勝敗を分けたのは、誤審ではなく指揮官の采配と思います。

中にはこの誤審がなければ結果は変わっていたのでは、と見る向きもあるようですが、たぶん結果は変わらなかったろうなと思うんだよなぁ。

あと、選手を批判する向きもありますが、おいらは選手を責める気になれません。

というのも、ナバウト負傷の後にファブリシオ投入のところで第一の暗雲。

もともと運動量豊富な湘南相手に、ナバウトのファーストプレッシングは効果的だった一方、マルティノスは決定機以外は見事にブレーキになっていること、更には守備には全く効果なし。

ファブリシオもプレッシングはほぼなく、これで前から守備をしない浦和になりましたと。

プレッシングは2列目から、となるとどうしても中盤の優位性は薄れる訳で。

第二の暗雲は、後半、湘南が菊地俊介を投入し4バックに移行、キジェさんの采配はもーピッタリ嵌まってるんだよな。すぐにその菊地俊介にゴールを破られるわけで。

忙殺されているうちに足が止まりつつある浦和に対し、湘南はMF秋野に替えてFW野田を投入、これで浦和は本来守備時には両サイドが下がり5バックになるところ、中盤が守備に忙殺されるため、最終ラインは3対3を強いられることに。更に圧力を強める。

第三の暗雲は、浦和がやっとマルティノスに替えて直輝。いやー、これもメッセージが微妙で、ワントップにして守れって話なのか何なのか、選手からするとわけわからんかったろうなぁと。

そうこうしているうちにまたまた菊地俊介にゴールを破られ、2-2の同点へ。

そして最後の暗雲は、後半やや消えていた長澤に替えて汰木。たぶん勝つために攻める、というメッセージだったんだろうけど、もはや陣形はどうするのかピッチ上では混乱しまくっただろうね。

この時には既に体力がなくなっていた浦和は、湘南が得意とする終盤のオープンな展開の中、ロスタイム最後で山根が本当にゴールして逆転され、そのままジ・エンド。

この試合は選手を責めるべきではなく、指揮官の采配だとおいらは思ってますよ。結局、選手の序列を優先して交代させたように思うのよね。戦況から見た的確な交代ではなかったように思います。

ナバウトの代わりは杉本だったんじゃないかなぁ?勝ってるんだからプレッシングできる選手でよかったでしょ。

マルティノスに代えるのは中盤の守備を厚くする意味でも茂木とか。阿部ちゃんをボランチに上げても良かったんじゃない?それも後半で失点して早々に。

ま、これも素人目線かつ結果論だし、決めるのは指揮官。おいらの知らないなんかもあったかも知らんので、切り替えて次の北京戦ではしっかり勝ってちょうだいよ。

とは言え、首位とは勝ち点13差、降格圏と7差という絶妙な中位力はどーなんかいね。

さて、以下、荒れ荒れなツイッターから。

https://twitter.com/J_League/status/1129389859871891458

 


にほんブログ村 サッカーブログ 浦和レッズへ

関連記事

アーカイブ

カテゴリー

にほんブログ村 サッカーブログ 浦和レッズへ