神保町 可以/神保町
神保町は私が学生時代に棲息していた場所ですが、20年近く前はこんなにラーメンやさんはなかったと思います。
今や、二郎をはじめとしてラーメン店が軒を連ねるえりあになりました。最近の学生は金持ってるなー。
ここはつけ汁を2種類選べる、二色つけ麺が名物。880円。一色だと780円。何れも並・中、大盛まで同額。
私は二色味玉チャーシューつけ麺1,280円と、贅沢に。そして中盛で。
つけ汁は10種類くらいあり、醤油、海老醤油、辛味噌、辛醤油、カレーなど。ここは、オーソドックスな醤油に、辛味噌の組み合わせで。
具材はオーダーの味玉、チャーシュー、角切りチャーシューのほか、キャベツともやしの茹で野菜、メンマ。
つけ汁にはともに長ネギが少々。
麺はつけ麺用の太麺。
食べてみると、醤油はオーソドックスな豚骨魚介でドロドロスープ。やや甘めの丸い味なので、よく言えば安心、悪く言うと平板な味。
一方、辛味噌はしてやられました。山椒、それもおそらく中華料理、特に麻婆豆腐で使われる花椒が入っていると思われます。
単に味という意味では面白いところですが、豚骨魚介に花椒はかなり濃く、肝心?の味噌の味はどこかへ消えてしまいました。
まあ、辣油ドバドバのつけ汁よりははるかにマシですが、これなら辛味噌というよりは、麻辣つけ麺というほうがしっくりきます。
また、花椒の殻でしょうか、つけ汁の中にザラザラとする物体が少し混じります。ちょっと私は気になりました。
チャーシューは脂身多めですがしっとりとうまく、味玉は味がものすごく染みてシミジミとうまい。
激戦区にいるだけあって、総じていい線いってますが、今回は辛味噌のところで少しマイナス。
基本となるスープがどうやらドロドロスープみたいですので、くどさからしばらく再訪はないかな、という感じ。
評価:★★★(5点満点中3点:全体的には悪くないですが、ね。)